糖尿病治療薬の効果について

糖尿病とは、食べたものがブドウ糖となり、血管の中を流れても、ブドウ糖を必要としている細胞の中に運ばれずに、血液のなかにあふれてしまう病気です。その結果、血糖値が高くなり、さまざまな合併症を引き起こします。そのために、血糖値を下げるための糖尿病治療薬が必要となります。
病院で処方される糖尿病治療薬には4つの種類があります。
1.α-グルコシダーゼ阻害薬
2.インスリン抵抗性改善薬
3.スルフォニル尿素薬
4.ビグアナイド薬
それぞれの効果が違います。糖尿病の状態によって使い分けています。
1.α-グルコシダーゼ阻害薬は、軽度の糖尿病に処方される糖尿病治療薬です。食事の前に飲むことで、小腸での糖質の分解や吸収を遅らせる効果があります。つまり、吸収を遅らせることで、食後に血液中の血糖値が急に上がるのを防ぎます。
2.インスリン抵抗性改善薬は、血糖値を下げるインスリンが血液中に沢山あるのに、高血糖が続いている人に出される糖尿病治療薬です。血糖値を下げるインスリンが血液中に沢山あるのなら、インスリンが正常に働くようにする効果があります。血糖値を下げるインスリンが正常に働くことで血糖値を下げさせるのです。「アクトス」という薬です。
3.スルフォニル尿素薬は、インスリンを下げる働きのすい臓にインスリンが残っているのに、インスリンの出が悪いタイプの人に処方される糖尿病治療薬です。血糖値を下げるインスリンを出やすくすることで、血糖値を下げる効果があります。「オイグルコン」、「ダイアグリコ」、「アマリール」があります。
4.ビグアナイド薬は、最近使われなくなりましたが、食欲をなくす効果があります。つまり、あまた食べさせないことによって、血糖値を下げるのです。