糖尿病治療薬の種類

糖尿病の治療では薬物治療も重要な役目を果たしますが、実際にどんな薬が使用されるのか、まったく分からない方もおられるでしょう。
糖尿病治療薬には実は多くの種類があり、それぞれの特徴があり、患者の症状や程度、体質などに合わせていろいろな薬が使用されます。
ここでは糖尿病治療薬にどんな種類があるのか紹介していきますので、ぜひそれをチェックして覚えておくようにしてください。
糖尿病治療薬について経口薬に限定して紹介しますが、その種類は代表的なものだけでも6つを挙げることができます。
それは、DPP-4阻害薬、チアゾリジン薬、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド、スルホニル尿素薬(SU薬)薬です。
それぞれに特徴があるので、どんな作用があるのか、またどんな患者に適しているのかを覚えておくようにしましょう。
DPP-4阻害薬はGLP-1の働きを高める作用が強く、その作用によりインスリンの分泌を促すことができるようになります。
チアゾリジン薬はインスリン抵抗性改善薬ともいわれ、血液中のブドウ糖の利用を高めて血糖値を下げるのが特徴です。
速効型インスリン分泌促進薬は、飲んだあと短時間作用するのが特徴で、特に食後の血糖値が高い患者さんに適した薬です。
α- グルコシダーゼ阻害薬は、食後の血糖値があがりやすい患者に適した薬で、小腸におけるブドウ糖の分解・吸収を遅らせる作用があります。
ビグアナイド薬は、体重を増加しにくくする薬で、血糖値を下げる力が弱く、肝臓で糖分をつくる働きを抑える作用があります。
最後にスルホニル尿素薬(SU薬)は、経口血糖降下薬と呼ばれ、これがもっとも広く使用されている薬ですが、空腹時の血糖値を下げるという特徴を持っています。
以上のように、糖尿病治療薬には種類があること、またそれぞれに特徴があり、作用の仕方も違うことを覚えておいてください。
なお、糖尿病における薬物治療はあくまでも応急処置的であり、根本治療としては、食事療法や運動療法が必要になります。
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